TV・BSアンテナ調整グッズ
はーい!本田でーす。いえーーーい♪ 謎
さーて皆さんはテレビやBSアンテナの調整ってどうやっていますか? あぁ頼んじゃうのねぇ。それが一番楽かもねー。じゃぁこのコーナーはしゅうりょーーー 爆 ちゃんちゃん
そーじゃなくって^^自分でやってみない? そうよねぇ調整器具がほしいのよねぇ。もっていないよねー。じゃぁこれを買おう。笑
日本アンテナ 家庭用受信機器 BS/UHFチェッカー NL30S
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アマゾンさんで、なんと!! 2,750円 通常配送無料で買えちゃう。
これがまともに使える商品だったらね、2流アンテナ工事業者は商売上がったりだなぁ。と感じる訳であります。でで早速ポチってしまってーー v( ̄Д ̄)v イエイ
BSアンテナ調整
早速!BSアンテナの調整に挑戦してみました。私が使用したアンテナはこちら。
BSアンテナ
・中古品なんだなぁー^^;;
テレビアンテナ
・マスプロ電工 スカイウォーリー 家庭用UHFアンテナ 26素子アンテナ相当の利得 ブースター内臓 ウォームホワイト U2SWL26B 販売: 株式会社コジマ ¥ 10,500
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やっすいよねぇ。本当はブースターは外付けする予定で、それが一般的だったんだけれども、最近はブースター自体が内臓されているのを発見!しかも値段が安い。ぎょえーっていう値段だったので、これにしました。私的にはやっぱり八木アンテナでしょう!だったんだけれども、26素子アンテナ相当って記載されています。これは結構大きな八木アンテナを示していて、この大きなアンテナ相当の性能をこのフラットアンテナで実現できちゃったのー? すごい技術だなぁと思っている訳であります。後で性能を体感してみましょう。
BSアンテナ調整のための接続
U2SWL26B は BS入力端子がついてるんだなぁ。これを使いましょう。
- “NL30Sのスイッチ は [上] バッテリー切(BS)” にしておきます。
- “NL30Sの感度 は [+]最大 ” にしておきます。
- “ブースター電源供給部” の電源はOFFにしておきます。
- U2SWL26B (アンテナ) の “BSアンテナ入力端子” に BSアンテナを取り付けます。
- U2SWL26B (アンテナ) の “出力端子” に “NL30SのBS/UHF入力端子” を接続します。
- “NL30SのBS給電端子”と”ブースター電源供給部のアンテナへ!”を接続します。
- [やらなくても良い] “ブースター電源供給部のテレビへ!”と “テレビのBS入力端子”を接続します。必須ではないですが、測定中の効果をテレビで確認するために実施しました。
- [接続確認] “ブースター電源供給部” の電源をONにしてみます。
- “ブースター電源供給部”のランプが緑であることを確認します。赤の場合、ショートしているかオープン(接続されていない)事を示しています。
- “NL30SのBSランプが点灯” していることを確認します。(“NL-30S”は BS給電端子の電源が入り、さらにスイッチが”バッテリー切[BS]”になっている時のみ稼働するようです。)
BSアンテナ向き調整
ネットをググるとスマートフォンのコンパスを使う物が有って試しにiPhone5c でやってみましたが、内臓電子コンパスの性能がいまいちで、変な方向を向いてしまう事が多々ありました。どちらにしても、BSアンテナのおおむねの角度を知るためにしか使用できないので、だったら、以下の方法でやってみたら、特に不要なんじゃないかなー。
- BSアンテナの仰角角度は、アンテナの取り付け部分を見ればおおよそ解ります。仮絞めしちゃいます。
- マストに取り付け、方位角度を調整します。隣のおうちと大きく変わるはずがないので、だいだいどっち方向なのかはわかるよね。BSアンテナは衛星からの直接波を拾っていますので、あの家は東で、この家は西で・・なんてありえません。
- “NL-30S”のレベルメータを見ながら、方位角度を探ってみます。沢山のLEDが点灯するように方位を探ってみます。
- “NL-30S”の”感度”を少し落とします。LEDが3つぐらいになればOK。
- もう一度、沢山のLEDが点灯するように方位を探ってみます。これを何度か繰り返す事で、仮の方位はOK。
- 仰角を微調整してみます。仰角調整ねじをすこーし緩めて、すこーし角度を変えるんです。大げさに変えない事がポイントです。そして 沢山LEDが点灯するようにします。5つのLEDが一杯になっちゃったら “NL-30S”の”感度”を少し落とし、再挑戦します。
- 仰角と方位を微調整した時、一番沢山のLEDが点灯する位置が最適なアンテナ方向です。
所見
すごいです。普通に何事もなく、うまく行っちゃいました。以下は、おうちのベランダで手持ちで実証試験を行った様子です。”NL-30S”のLEDが沢山点灯するようにアンテナの仰角と方位を決めてあげたら、BS放送が受信できました。テレビに内臓されている受信レベルメータと”NL-30S”のLED点灯具合を比較しましたが、相違ありませんでした。”NL-30S”は絶対レベル確度はありませんが、相対的に一番最強な電波をつかむためには、十分であることが解ります。
TVアンテナの調整
TVアンテナ調整のための接続
ちょっとコツが要ります。部品としては、もう一つ必要(2分配[1本電通タイプ])です。なーんでこんなことになっちゃうのかは、後で説明しますね。
- “NL30Sのスイッチ は [上] バッテリー切(BS)” にしておきます。
- “NL30Sの感度 は [+]最大 ” にしておきます。
- “ブースター電源供給部” の電源はOFFにしておきます。
- U2SWL26B (アンテナ) の “出力端子” に “2分配器 (1本のみ電通タイプ)”の入力端子に接続します。
- “2分配器 電通がある方” に”ブースター電源部のアンテナへ” を接続します。
- “2分配器 電通がない方” に “NL30S BS/UHF入力” に接続します。
- “ブースター電源供給部” を ONにします。”ブースター電源供給部”のランプが緑であることを確認します。赤の場合、ショートしているかオープン(接続されていない)事を示しています。
- “NL30Sのスイッチ は [下] (UHF)” にし、”電源 UHF ” ランプが緑色に点灯することを確認します。
TVアンテナ向き調整
テレビアンテナの場合には、仰角はあまり気にしません。方向だけ合わせればOKです。細かいことを言えば、仰角も意味はあるんだけれども。気にしなくてOK。
- テレビアンテナで重要なのは、偏波面という言葉。電波は波であって、横にうねって飛んでくるのか、縦にうねってくるのかの差です。この偏波面が違っていると受信できない事になります。今回使用した “U2SWL26B” は水平偏波の物です。私の地域では水平偏波なので、これでオッケー。
- 放送局にアンテナを向けます。周辺に住宅がある場合には、それらを参考にすると良いです。がしかし! BSアンテナと違って、TVの電波は山岳反射や建物の反射が起きます。従って お家によって方向が違う場合があります。基本的には直接波を狙うのですが、地域によっては 直接波が受信できず、反射波に頼ってる地域もあります。反射波は 気象条件などにも左右され不安定要素となるので、あまりお勧めは出来ないです。
- “NL-30S”のレベルメータを見ながら、方位を探ってみます。沢山のLEDが点灯するように方位を探ってみます。
- 5つのLEDが一杯になっちゃったら “NL-30S”の”感度”を少し落とし、もう一度方位を追い込みます。これを何度か繰り返す事で、良いところになります。
我が家では、室内実験でアンテナ方向を調整しTV放送が受信出来ました。
2分配[1本電通タイプ]が必要な理屈
“NL-30S” の仕様によるものです。”NL-30S”は、BS供給端子に電圧をかけてしまうとBS測定に切り替わってしまいます。TV測定を行いたい場合には、BS供給端子に電圧をかけないようにする必要があります。
一方で、”U2SWL26B” は出力端子に電圧をかけてあげないと、ブースターが働かず、TVの電波が出力されません。実際には、電圧をかけるとブースト(増幅)され、電圧をかけないと減衰しているのが一般的です。これを回避するのであれば、電圧をかけない場合には、スルー回路を通してあげれば良いのですが、”U2SWL26B”はブースターを使用するのが前提で作られているでしょうから、このスルー回路は入っていないと想像します。最終的には電圧をかけてあげたいのです。
ここで矛盾が生じます。”U2SWL26B”には電圧をかけたいのに、”NL-30S” には電圧をかけたくない。そこで登場するのが、2分配[1本電通タイプ] なのです。この分配器は、電波は1本を2本に分けます。さらに電源の行き先を指定する事が出来ます。”NL-30S”には電圧をかからないようにして、”U2SWL26B” に電圧をかけることが出来ます。
私は分波器を使用しました。分配器とは違っていますが 今回の用途では問題なく使えます。BS入力端子に電圧をかけてあげると赤いLEDが点灯し、”U2SWL26B”に流れます。UHF端子には電圧が流れることはありませんので、ここに “NL-30S” を接続し、レベルを測定します。
所見
分波器に気づいた後は迷うことなく測定が行えて妥当はアンテナ方向が解りました。テレビ内臓の アンテナレベル計もみてみましたが、同様な挙動でありました。 “NL-30S”で十分な方向調整が行えました。